体験プログラム
Experience Program

エコカレッジ体験事業の受入について

農的暮らしやコミュニティの生活を体験してみたい、という方のために、オープンイベントや体験プログラムをご案内しています。ここでは体験プログラムの一部をご紹介します。

※季節や天気、作物の様子に寄って、体験の内容が変わります。できるだけご希望に沿うよう、すべてのプログラムはご相談のうえご予約いただいて実施しています。

※体験プログラムは、スタッフがご希望に合わせて内容をカスタマイズし対応しますので、開催できる時期が限られています。オープンイベント(オンラインイベントや座学も含む)のお知らせは、公式Facebookのアカウントやメールマガジンで発信しています。お知らせを希望される方は、特設サイトをご覧の上、フォームからお申し込みください。

※学校や教育機関、法人・団体での視察や研修も受け入れています。ご希望の方は特設サイトをご覧ください。

農園案内ツアー

エコビレッジスタッフのガイド付き。農園&施設紹介ツアー(30分)

最小催行人数 2人。1000円/人

エコビレライフ体験プログラム

農園案内ツアー+エコビレッジ内での農的暮らし体験
季節の畑作業(野菜の種まき、除草、収穫など)、薪割り、加工品の調理(ジャム、ソースづくりなど)

午前もしくは午後の2~3時間。

最小催行人数 2人、3000円~/人

宿泊プログラム(1泊2日~)

主にエコビレッジでの生活と労働をシェアし、スタッフやボランティアと一緒に農的暮らしやコミュニティライフを体験します。作業の内容は、季節や作物の状況に応じて変わります。エコ建築やワインづくり、地域づくりに関する解説を希望の方は事前にお知らせください。

<例>

初日
14時チェックイン、オリエンテーションと敷地案内、簡単な農作業と共同調理、自由(温泉など)

2日目
8時朝食、ウォーキングなど自由に過ごす。農作業もしくは興味のあるテーマについて質疑応答、11時チェックアウト

最小催行人数 1人、10000円~(人数や内容、宿泊するお部屋に寄って変わります)

スペシャルプログラムの企画について

特化したテーマで学びたい人、ゆったりお泊りでエコビレッジの生活を楽しみたい人には、それぞれのテーマや滞在期間に合わせて、できることをご提案します。一緒に企画しましょう。エコビレッジを会場にして、ご自身でセミナーやイベントを主催することも可能です。施設利用だけ、コラボ企画などご相談に応じます。まずはお問い合わせください。

<こんな人向け>

自然の景色を楽しみリフレッシュしたい。ワイナリー巡りをした後にワインブドウ畑を見ながら目覚めたい、エコハウスやタイニーハウスに興味があって泊まってみたい、大学のサークルやゼミの合宿に使い、ピザやBBQを楽しみたい、子どもに食べ物を作っている現場を見せたい、将来移住したいと思っているが田舎暮らしのお試しをしたい、エコビレッジやコミュニティライフを体験したい

エコカレッジについて

特化したテーマで学びたい人、ゆったりお泊りで楽しみたい人にはスペシャルなプログラムをご提案します。カスタムメイドの企画ですので、知りたいこと、やってみたいこと、日程や人数などをリクエストしてください。

また、ご自身でセミナーやイベントを主催することもできます。単純に施設の利用だけもOK、コラボ企画もあり、内容はお問合せください。

終了したイベントの振り返り

2022年度
1月19日(水) 余市リンゴ研究会(緋の衣を食べ継ぐプロジェクト)
余市に歴史を支えたリンゴの歴史と「緋の衣」の由来を学び、そのリンゴで作ったお菓子をいただきました。学芸員の浅野さんやフードライターの深江さん、ケイクデボアの森さんのお話を聞き、緋の衣の面白さ、将来の活用方法を考えました。また、接ぎ木でリンゴを増やしてくれている地域の生産農家や観光業に携わる人々が賑やかに交流しました。
3月12日(土) カフェスローでお話会
オーガニックカフェでは国内の先駆者カフェスロー(東京国分寺)で、エコビレッジとナチュールワインのお話をさせていただきました。懐かしい顔や新しい顔に囲まれて、心温まる交流の時間でした。
6月10日(金) ピースワイン植樹
1000㎡の畑を開墾し、270本のブドウ苗を植えました。ユナイテッドピープルとの共同事業で始めたピースワインプロジェクト、平和や多文化共生をテーマに、できるだけたくさんの国籍の人たちに参加してほしいと思っています。(5年で100か国を目標)今回は、学生ボランティアとともに畑の整地をし、地域農家の指導で杭を打ち、植樹にはアフガニスタンからの難民家族も交えて無事に終わりました。
8月7日(日)  ESDキャンパスアジアパシフィックプログラム(北海道大学)
北海道大学の学生を中心に、アジア各国の留学生らを対象に、地域の資源や課題を素材にした体験プログラムを提供しました。海の歴史や課題を学び、エコビレッジの畑で野菜を収穫したり料理したり、身体を動かし日ごろの生活を意識しながら世界のSDGsを考える、そんな1日でした。学生たちは、その後、さらにディスカッションを重ね、課題の解決方法を提案したりしました。最終発表会で一番印象に残ったことを聞かれて「エコビレッジの人は幸せそうだった」という学生の発言が印象的でした。
8月30日(火)  SDGsモニターツアー(森プログラム)
ツリークライミングやネイチャーゲームを通じて森に親しみ、森の多面的機能を体験的に学ぶプログラムを試行しました。さらに、SDGsにふさわしい地産地消のお弁当をいただき、地域ぐるみで体験プログラムを受け入れる仕組みや人材育成について意見交換しました。体験から得た気づきを共有しながら、「自然の利用と保全について」「仕事と暮らしのバランス」などのテーマで、有意義なディスカッションが繰り広げられました。
11月5日(土) 北海道大学農学研究院 生物環境工学分野土壌保全学研究室
JICAの専門家を交えた学生グループが持続可能な農業と環境・食料問題について議論しました。
2021年度
キャンパスアジア(東京大学)
「余市のサスティナブル観光」をテーマに多国籍な学生たちがオンラインで研修をしました。東京大学、北京大学、ソウル大学ほか、アジアのトップリーダーとなる若者たちが参加し、「地域のSDGs推進に貢献するツーリズムとは?」「どんなツーリストをターゲットにどう引き込んでいくか」をグループワークで調べたり、まとめたりして最後は美しいプレゼンテーションを披露してくれました。
1月20日(水) 次の10年ビジョン会議(1月)
ZOOMによるオンラインのビジョン会議。前半はエコビレッジ関係者の方や会員さんから他己紹介という形で、エコビレッジの魅力と課題を紹介いただきました。
後半はグループセッションを実施し、エコビレッジの活動が社会に広がるためのアクションや、遠くにいる会員さんの関わり方についてアイデアをいただきました。
前半も後半も、核心を突くコメントが多く、画面越しからエコビレッジに関わる方々の熱量のすごさを感じました。
2月も開催しますので、興味のある方はぜひご参照ください(上に案内を載せました)
4月6日(火) 種の交換会
恒例の種の交換会。ニセコ蒼麻芽農園で自然農家秋元さんのお話を聞いたあと、参加者が自ら採種した種を持ち寄り、野菜を育てる楽しみについて語り合いました。コロナ禍で行動が制限される時代ですが、こんなときこそよいものを食べ、心身の健康と自然とのつながりを意識したいものです。
9月15日(水) 環境共生型生活雑排水処理のメンテナンス
エコビレッジに設置している手作り浄化システムのメンテナンスと水質調査を実施しました。毎年改良を重ねて、浄化能力が上がっていることがわかります。また、月例のオンライン講座で、樋口佳樹先生(日本工業大学)に水質浄化のメカニズムや、国内外の事例について解説をしていただきました。
2020年度
1月25日(土) ホルホグを食べよう!2020
昨年大好評をいただいたホルホグを食べる会、今年はエコビレ羊肉を5キロも使って贅沢に開催しました。
定員15名のところ26名の参加があり、学び舎はパンパン。皆さん楽しくテルグーンさんのお話を聞き、ホルホグをありがたくいただきました。
合計12キロのお肉もエコビレの有機じゃがいもやニンジンもペロリと平らげてしまいました。それだけおいしかったということですね。
来年も開催しますので、ぜひご参加ください!
2月15日(土) 【東京初開催!】えこびれセミナー
初の東京開催イベントは大盛況に終わりました!銀座の素敵なレストランで、計32名に参加いただきました。
過去にエコビレッジと関わりのあった方や、HPでイベントを見つけた方、前から気になっていた方など、様々な方々が集いました。
エコビレッジの最近の活動を紹介しながら、ワインを片手に参加者の意見や感想を共有することができました。
2月25日(火) えこびれセミナー in 札幌
エコビレッジのこれまでの取り組みや、今年上半期の計画、スタッフ主導のプロジェクトの紹介をしました。
参加人数は少数でしたが、新しい出会いが広がり、大変有意義な会になりました。
2月29日(土) 野草クラブ キックオフ
野草に興味のある計5名の方に参加いただきました。ハーブの採取や乾燥の方法などのレクチャーを聞いた後、
参加者それぞれが様々なハーブを使ったオリジナルハーブティーを作成し、飲み比べをして楽しみました。
3月15日(日) HEPP×SDGsワークショップ
講師の大崎美佳さん(北海道環境パートナーシップオフィス)をお招きして、エコビレッジの過去10年の振り返りと次の10年を考えました。
「地産地消のモデルケース」「国際交流の場」「百姓学」「社会学校」など、ビジョンに関して様々なご意見をいただきました。
3月29日(日) Seedy Sunday~種の交換会~
しっかりと感染対策を行い開催しました。
ニセコ蒼麻芽農園で自然農で野菜を作っている秋元さんのトークセッションでは、宇宙と人、自然と人の関係を意識した野菜栽培のお話。さらには、このコロナ騒動の中で今私たちがやるべきことなどをお話ししていただきました。
現状、本来生き物として人が行うべき自然と調和した営みは崩壊の一途をたどっているように思えますが、土・水・風などの自然に一歩立ち返り意識することで、精神的にも身体的にも豊かな生活を送ることが出来る。
そんな一筋の光を見出してくれる秋元さんのお話に、参加者のみなさん(スタッフ一同も)は聞き入って、元気をもらえました。
その後、参加者のみなさんがそれぞれ種を交換しました。今回は、ちょっと風変わりな種もあり、栽培するときのテクニックや知識も交換でき、楽しい時間になりました。
4月2日(木) 野草クラブ 野草石鹸作りワークショップ
昨年採集して乾燥させたエコビレッジの野草を使って、手作り石鹸を作りました。オリーブオイルをベースにした3種類の天然油で作る石鹸は、環境にも肌の状態改善にも大変効果があります。使えるまで石鹸を熟成させるのに4週間。ゆっくりと時間をかけて作る野草石鹸には、自然の力と人の想いが詰まっています。
4月12日(日) ワインクラブお試し体験
今回は、ブドウの枝を一番ワイヤーに巻き付けて固定する作業を行いました。
長い枝を上手く曲げながら巻き付けるとき、乾いた表皮がパキパキッと鳴り、折れたのかとヒヤヒヤします。
これから夏にかけて、一年生の枝たちがグングン伸び、緑の廊下のようになるのを想像しながらやると、わくわくしてきますね。
天気にも恵まれ、作業も好調に進みました。
4月12日(日) 講座のための講座
初めて講座を開くという方を対象に、自分のやりたいことを企画にするまでのプロセスを学びました。
企画を立ち上げるにあたっては、まず自分の価値観を知って、「理念」にすることが必要なのだそうです。
スタッフが考えた企画は、やがて近日開催の講座案内に載ることでしょう。こうご期待ください。
4月29日(水祝)~5月6日(水祝) 春のワークキャンプ
予定していた「ワインブドウ畑の杭打ち」「羊のフェンス張り」「ジャガイモ作付け」は完了しました。
※本プログラムは、3密の回避や体調管理など、新型コロナウイルス対策を十分に講じた上で実施しました。
5月2日(土) 春の野草観察会
手稲さと川探検隊の鈴木玲さんとエコビレッジの森林内を散策しながら、色とりどりの春の野草を観察することができました。
さらには、北海道で外来種として問題となっているオオハンゴンソウについても、見本を見ながらレクチャーを受けました。
※この事業は、「ほっくー基金 北海道 生物多様性保全助成 制度 」の支援を受け、実施しました。
また、手洗いやマスクの着用、社会的距離の確保など、新型コロナウイルス対策を講じて実施しました。
8月22日(土) 玉川健一郎LIVE
札幌を中心にその歌声で多くの人達を虜にしてきたジャズシンガー玉川健一郎さんと、ピアニストの南山雅樹さんがエコビレッジで生演奏を披露してくれました。
暑さも過ぎた夕暮れ時、玉川さんの熱く柔らかい歌声と南山さんの優しいピアノがエコビレッジに響き渡りました。手拍子をする人、お酒を片手に酔いしれる人、みなさんソーシャルディスタンスを保ってそれぞれの楽しみ方を堪能していました。
10月10日(土) ガマを使ったアイヌの伝統工芸チタラペ作り体験会
エコビレッジ敷地内で採取・乾燥させたヒメガマを使い、講師の貝澤珠美さんに編み方を指導いただきました。
自然素材のいびつな形をうまく組み合わせて美しく編み込む中で、自然の美しさや利用性などの価値を守り継いでいくことの大切さを学びました。
12月9日(水)  2020年度オンライン活動報告・アイデア会議
前半の活動報告会では、皆様から鋭い質問や温かい応援のお言葉をいただきました。
また後半のアイデア会議では、2030年の余市エコビレッジのビジョン実現のための様々なアイデアをいただきました。
チャットに次々と寄せられる皆様の想いのエネルギーに驚きつつも、余市エコビレッジの活動が様々な人たちの想いによって支えられているということを改めて感じられた素敵な会でした。
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