エコカレッジ 一日の流れ
Yoichi Eco College

一日の流れ

余市エコカレッジ通年プログラムの様子

毎月一回、1泊2日の2日間で「講座」「実習」の両方が学べるプログラムです。(2015年9月の回より)

PM1:00 1限目:そばの選別

1限目は、エコビレッジから2キロ先にあるサテライトキャンパス「余市のぼりんファーム」にて、木原ご夫妻を講師に実習を行いました。5月のプログラムでみんなで撒き、暑い夏も除草に通った畑です。この日は既に収穫された蕎麦の実を、「唐箕(とうみ)」を使って選別。木原ご夫妻に使い方を教えてもらいながら、声を掛け合い協力して選別作業をします。受講生からは、風の力だけで実が選別されて行く様子を見て「昔の人の知恵はすごい!」と声が上がりました。次回の講座では、これを製粉して、そば打ちの実習を予定しています。

PM3:00 2限目:ナスの収穫と選別

2つ目の実習は、ナスの収穫。ビニールハウスに移動すると、小ぶりで丸く、見るからに美味しそうなナスがなっています。受講生は畝毎に分かれ、はさみを使ってナスを収穫しました。収穫後は、形が良く、大きいナスを出荷用とし、形が小さかったり細かったり、表面に少しでも傷があるナスをいわゆる「ハネ品」に選別しました。受講生からは「沢山収穫したのに、出荷用になるナスが少なくて驚いた」といった声も。エコカレッジの実習では、農家の実際の作業を体験したり、直接お話を聞く事で、様々な学び・気付きの機会が得られることが特徴です。

PM4:00 3限目:ナスジャムの調理

もちろんハネたナスも美味しくいただくのがカレッジの学び。メインキャンパスの「エコビレッジ学び舎」に会場を移し、木原ゆうこさんに教えてもらいながら、収穫したナスでジャムを作ります。まずはナスを薄く細かくカット。次に鍋で砂糖と一緒に煮込み、最後にレモン汁で味を調えます。受講者からは「ジャムを作るなんてはじめて」「一体どんな味になるんだろう」といった声が出ます。どんな味になったかは、明日の朝ご飯でのお楽しみです。

PM5:00 1日目終了

1日目の講座が終了、夕食までは自由時間です。エコビレッジ内を散策する方、スタッフと一緒に夕食作りに参加する方、と自由に時間を過ごします。受講生の中には、エコビレッジから数キロ先の温泉銭湯に行き、夕食前にリラックスして来る方もいました。

PM7:00 夕食スタート

本日は明日の講師も加わり、スタッフも合わせて総勢10名以上での夕食となりました。春にはエコビレッジ内の野草を使った料理が、夏には菜園の夏野菜を使った料理が、食卓に並びます。時には余市近海のお魚が出ることも。食卓を囲むと話もはずみ、受講生同士の交流の時間にもなっています。夜はエコビレッジ内の施設(「学び舎」もしくは「宿泊棟」)で宿泊します。

AM7:30 朝食

学び舎で朝ご飯をいただきます。昨日作成したナスジャムをトーストにつけていただきました。味は意外にも、とろりとしてリンゴに似ており、レモンの酸味もきいていてさっぱりと美味しかったです。朝食後は講座開始まで自由時間です。

AM9:00 4限目

講師は、宮本英樹さん(どさんこミュゼ)。「田舎で起業」をテーマに「農畜産業、観光、健康、教育、食」など様々な分野をつないだ大沼における新事業についてお話していただきました。カレッジを共に担う近隣の新規就農者らも参加し、活発な質疑応答や意見交換が行われ、盛況でした。

AM12:00 2日目講座終了

本日の講座は終了。お忘れ物の無い様にお帰り下さい。ありがとうございました。

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